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着物の種類

一言に着付けと言っても、着物にはさまざまな種類があります。
そして着物によって着付けの仕方が微妙に違う場合もあるので、気をつけましょう。

最近では、結婚式やパーティ、お茶会、成人式など特別な日に切る機会が多くなっていますが、洋服にもTPOがあるように、それぞれの目的や場所にふさわしい着物を選ぶことが大切です。
そこで、着ていく場所や用途が違う9種類の着物を紹介します。

黒留袖:五つ紋がついたミセスの第一礼装で、結婚式で親族や仲人が着用します
色留袖:結婚式や式典、パーティに着用します。ミスもミセスも着用できる黒留袖とほぼ同格の礼装
振袖:若い女性の晴れの日を彩る、未婚女性の第一礼装で成人式、謝恩会、披露宴などに着用します。
訪問着:肩、そで、すそに絵羽模様が入ったミセスもミスも着られる準礼装。披露宴、年賀、パーティなどに着用します。
付け下げ:訪問着を簡略化して生まれた気軽に着られる社交着。披露宴、年賀、観劇などに着用します。
色無地:色と地紋を選べば慶事にも使える、最初の一枚に最適な準礼装。お茶会、子供の入学式などに着用。
喪服:弔事の第一礼装は小物まで全てツヤ消しの黒で揃えるのが礼儀です。通夜、告別式、三回忌などに着用します。
小紋:ちょっとしたお出かけに、気軽に着るおしゃれな街着。外出、パーティ、観劇などに着用します。
紬:全国各地で生産される、個性豊かな実用的な普段着。普段着、気軽なパーティなどに着用します。

着物の着付けを始めると、いろいろとわからないこと、知りたいことが出てくるものです。
わからないことは、すぐにお店の人や、着つけができる人などに聞いて、少しずつ覚えていくといいでしょう。

着物も洋服と同じように季節に合った装いがあるようです。
7月、8月の真夏は薄物といって、透け感のある絽や紗、麻素材の着物を着ましょう。
その前後の季節、6月・9月は単衣とよばれる裏地のついていない着物を、それ以外の10月~5月は裏地の付いた袷の着物を着ます。
帯も夏は絽、紗、麻などの薄手のものを合わせます。
小物も素材や見た目のデザインが季節に合ったものを選びましょう。
また、季節の風景を写し取った柄はそれに合った季節を少し先取りして着るのが粋です。
最初の1枚を購入する時は季節に関係ない柄か、花であれば四季折々の花がちりばめられている柄などが良いかと思います。

人から譲り受けた着物などで身丈が足りない場合は、帯を締めると隠れる胴の部分に別布を足して丈を長くすることもできます。しみや汚れが目立つ場合は、一度ほどいて縫い直す洗い張りや、好きな色に染め変える方法もあります。
いずれも呉服店や着物専門のリフォーム業者に相談してみましょう。
着物は体型が多少違っても着付けの仕方によって問題なくきこなすことができます。
母から娘へ、代々引き継ぎながら大切に着続けていきたいものです。

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